口が開かない、開けると痛い!そんな顎関節症の原因や解決策

口が開かない、開けると痛い!そんな顎関節症の原因や解決策

みなさん、ある日突然『口が開きにくくなったり口を開けると痛い』というような症状になったことはありますか?その症状、もしかすると顎関節症かもしれません。でも、どこに見せに行ったらいいのかわからなくて放置してます。って言う方いらっしゃいませんか?

放置していたら徐々に良くなるかもしれませんが、その時にしっかりと対処しておかないと症状は繰り返してしまいますよ?そうならないために今回は、顎関節症の原因とその解決策について書いていきますので、今現在、顎関節症でお悩みの方はぜひ最後まで読んでくださいね!

顎関節症とは?

あごの関節(顎関節)は色んな筋肉や神経が集中しており、下あご(下顎)を支えています。そうすることで、食事をしたり、話すことができていますが、何らかの原因で、痛みを出したり、開きにくくなるのが『顎関節症』です。

軽度なものから重度なものまで症状の差はあるものの一生の内に2人に1人は経験すると言われているほど身近なものです。

顎関節症の症状

基本的には、あご周辺の痛みや音、違和感でしたり、口が開かなくなってしまうような症状があります。顎関節症はなぜなってしまったのか、タイプが分かれておりますので、そのタイプごとに症状の出方も少しずつ変わります。なので、そのタイプ別にも説明していきますね。

筋肉タイプ
口を動かしたり、咀嚼を行うのに重要な咬筋や側頭筋などの咀嚼筋になにかしらの原因で炎症が起きてしまうタイプです。

このタイプは、我慢をすれば口が開くが、口を開けた時に痛みが走ったり、こめかみ付近に鈍痛がしたり、頬周囲が重だるくなったりします。咀嚼筋の炎症や緊張が強すぎるとお顔の歪みの原因となることもあります。

捻挫タイプ
顎関節も関節のため骨・軟骨・靭帯などで組織で形成されています。その組織に対して無理な力がかかってしまい、痛んでしまうタイプです。

症状は、先ほどの筋肉タイプと似ており、我慢をすれば口が開くが、口を開けた時に痛みが走ることです。

クッションズレタイプ
正常な顎関節では、関節の間に関節円板と言うクッションがあります。しかし、なにかしらの原因でこのクッション(関節円板)がズレてしまうことがあります。顎関節症患者さんの6,7割がこのタイプと言われております。

このタイプは、口を開けようとすると、カクっと音が鳴ったり、口を開けようとしても、途中で引っ掛かったような状態になり、開けれなくなります。そのほかにも大きく開けようとすると痛みが走る場合もあります。

変形タイプ
➂で説明したクッション(関節円板)がズレてしまい、関節を形成している骨と骨とが直接ぶつかり合って骨が変形してしまうタイプ

先ほど同様口を開けようとすると、カクっと音が鳴ったり、口を空けようとしても、途中で引っ掛かりや痛みが出ます。それにプラスして骨と骨がぶつかり合ってザラザラとした音が鳴ることもあります。

顎関節症の原因

色んな原因が考えられますが、一番多く言われている原因は上下の歯のかみ合わせが悪いことです。

また精神的緊張、ストレスなどがあご周りの筋肉(咀嚼筋など)を緊張させかみ合わせのバランスが悪くなり、余計な力が関節にかかり、顎関節に大きな負担を与えてしまいます。

そのほかにも、くいしばる癖があったり、歯ぎしりも顎関節に負担をかけて顎関節症の原因となります。

生まれつき関節に問題があるなどの先天的な要因顔面を強打したり、頬杖をつく、噛み効きがある、姿勢が悪いなど日常生活での出来事によっても顎関節症となる可能性がありますので、注意が必要です。

顎関節症の一般的な治療方法

治療方法には、症状や現状によって治療方法が変わりますので、ご紹介していきますね。

理学療法
固まっている筋肉に対して手技療法(マッサージ)、ホットパックなどによる温熱療法、低周波治療による電気刺激などを行います。

そのほかにも、運動療法として筋肉や靭帯などの柔軟性や伸長性を向上させるためにストレッチを行い、顎関節の動きをよくするような可動域訓練などがあります。

薬物療法
顎関節の開口時や咀嚼時の痛みに対して消炎鎮痛剤を処方されます。

アプライアンス療法
一般的にマウスピースやスプリントと言われるものを使う治療法。上の歯か下の歯を全部覆うもので、睡眠時の歯ぎしりや食いしばり時の咀嚼筋の緊張を緩和させたり、顎関節にかかる負担を軽減させます。

 

 

疲労回復センターでの施術方法

当店では、顎関節症であごに痛みが出ているからと言って局所であるあごばかりを施術することはありません。

その理由は、痛みを出してしまっているのは顎関節かもしれませんが、そうなってしまった原因が顎関節だけにあることが少ないからです。

例えば、上記の原因の一つとして姿勢の悪さや筋肉が原因でなることもあると伝えました。

もし、あなたの姿勢が猫背(首が前に倒れているような形)になっていると、あごが飛び出たような姿勢になります。そうなると、あごを引こうとする力が働き、あごの裏側にある筋肉(舌骨筋)の緊張が強くなり、その状態が続いてしまうと、かみ合わせが変わってしまうので顎関節症に繋がりやすくなります。

しかし、原因は色んなパターンが考えられるので、まずは体全体的に検査を行います。そうすることで、あなたの顎関節症の根本的な原因を見つけ出します。根本的な原因に対して適切な施術を行うと、顎関節にかかる負担が減少し、再発もしにくくなります。

最後に

『顎関節症』について今回は書いていきましたが、いかがだったでしょうか?実際に顎関節症でお悩みの方はたくさんいらっしゃるのではないですか?

今現在、お悩みの方で色々治療しているが、あまり変化を感じないです。という方、

ぜひ、一度『疲労回復センター』までご相談ください。全力でサポートさせて頂きます。